轟音とノイズが支配する、剥き出しのロック
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのセカンド・アルバム。意図的な歪み、フィードバック・ノイズ、音割れしたボーカルが全編を覆い尽くす、極めて実験的な作品である。
本作の音響は、従来のロック音楽の常識を逸脱する。ジョン・ケイルのヴィオラは弦楽器の役割を超え、ノイズ発生装置として機能する。ルー・リードのギターは激しく歪み、アンプの限界を超えた飽和状態のサウンドを響かせる。特に17分を超える「シスター・レイ」は、即興演奏とノイズが混沌としながら進行し、聴き手を圧倒する。一方で、朗読が中心の「ザ・ギフト」など、多様な表現が混在し、後のオルタナティブ・ロックに決定的な影響を与えた。
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- Vocals, Guitar, Piano - Lou Reed
- Vocals, Viola, Organ, Bass - John Cale
- Producer - Tom Wilson (2)
- Engineer - Gary Kellgren
- Vocals, Guitar, Bass - Sterling Morrison
- Percussion - Maureen Tucker
- Engineer [Director Of Engineering] - Val Valentin
- Design - Acy R. Lehman
- Photography By [Cover] - Billy Name
- Photography By [Liner] - Mario Anniballi